beacon
TOP > NEWS > 記事詳細

[MOM1018]麻布大附FW竿下征也(3年)_憧れのネイマールのように巧く賢くゴール連発中

このエントリーをはてなブックマークに追加

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[4.26 関東大会神奈川県予選5回戦 日大藤沢高 1-4 麻布大附高 東海大相模高G]

 4ゴールで快勝した麻布大附高の安彦篤監督は「練習からずっと良かった。練習試合では何試合も連続で取っていたし、きょうも身体を張って頑張ってくれた」とFW竿下征也(3年)の動きを最も称賛していた。「相手からのプレスが速くて焦った時もあったけれど、1本ターンからシュートを打てて、これでいけるなと思いました」という竿下は1-0の前半27分、左サイドのMF塚越亮から出されたラストパスに中央から勢いをもって飛び込むと、絶妙なファーストタッチからDFに倒されてPKを獲得。これを自ら右足でゴール右隅へ沈めた。「切り返しが得意で、打つふりしてPAに飛び込んでいって打てたら打つし、打てなくてもファウルをもらえればいい」と竿下。このシーンではシュートを打てなかったが、得意のプレーで追加点につなげた。

 指揮官が「柿谷みたい」と日本代表FW柿谷曜一朗の名を挙げて喩えるゴール前での落ち着きとテクニック。ただ本人は「柿谷選手のプレーはあまり見たことがないんです。だからあまり知らなくて…」と苦笑いする。代わりに竿下が試合前にいつも動画を見ているのはブラジル代表FWネイマールのプレーだという。「ネイマールの全部好きです。いつも動画見てますもん。ネイマールは自分からあえて無理なところへ入っていく。それで抜けるときもあるし、抜けなくても相手の足に引っ掛かってPKをもらうのが上手い」。ブラジル代表のエースを理想像にゴール前でより怖い存在になろうとしている。

 昨年の全国高校総体では星稜高との初戦で先発したが、無得点。チームはPK戦の末に敗れた。そこで自覚した決定力不足。ともに全国舞台を経験したFW阿部速秀とともに自主練習を続け、PAにコーンを置いて切り返しからシュートを打つ練習を続けてきた。その成果が出て、関東大会予選初戦前の練習試合では7試合連続ゴール。関東大会予選初戦は無得点に終わったものの、この試合ではPKでの1得点に加え、DFを外してからのシュートや周囲との連動した崩しなどで存在感を放った。「日本一を目指している。まず神奈川取る」と誓うFWが今大会、高めてきた得点力をさらに爆発させる。

[写真]前半27分、麻布大渕野辺FW竿下が右足でPKを決める

(取材・文 吉田太郎)

TOP