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スタンダールは先制も逆転負け…5戦白星なしで首位陥落

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[4.27 ベルギーリーグPO1第6節 アンデルレヒト2-1スタンダール・リエージュ]

 ベルギーリーグは27日、プレーオフ1の第6節3日目を行った。日本代表GK川島永嗣の所属するスタンダール・リエージュは敵地でアンデルレヒトと対戦し、1-2で敗れた。川島は安定したセービングを見せたが、チームは5試合白星なし(3分2敗)となり、首位陥落となった。

 1勝3分1敗の首位でプレーオフ前半戦を終えたスタンダール。勝ち点1差のクラブ・ブルージュが今節の試合を先に終え、勝利したため、暫定2位でこの試合を迎えた。

 勝利して首位をキープしたいスタンダールは前半26分、DFダニエル・オパレの右クロスにFWミッキー・バチュアイが勢いよく飛び込んだがわずかにミートせず、チャンスを逃す。それでも同28分、MFポール・ジョゼ・ムポクの右CKが相手DFに当たってゴールラインを割り、オウンゴールで先制に成功した。

 さらに攻勢に出るスタンダールは前半29分、MFカルチェラ・ゴンサレスのスルーパスからバチュアイが右足で狙うもわずかにゴール左に外れる。同43分には、ムポクの右CKをDFヨニ・バイエンスが頭で合わせたが、クロスバー直撃。スタンダールは1-0で前半を折り返した。

 後半も1点リードのスタンダールが主導権を握るかと思われたが、同6分に同点ゴールを許してしまう。ショートコーナーからの右クロスをオウンゴールを決めたDFチャンセル・ムベンバに押し込まれ、1-1。さらに同33分には波状攻撃から最後はFWアレクサンダル・ミトロビッチに右足で流し込まれて、1-2と逆転を許した。

 スタンダールはその後、猛攻を仕掛けるも1点が遠く、1-2のまま試合は終了。プレーオフでわずか1勝しかできていないスタンダールは、レギュラーシーズンのアドバンテージを生かすことができず、クラブ・ブルージュに首位の座を明け渡すこととなった。


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