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独紙評価:清武には酷評

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連敗のニュルンベルクは残留争いで後退

 26日に行われたブンデスリーガ第32節でニュルンベルクはマインツと対戦し、敵地で0ー2と敗れた。マインツFW岡崎慎司が先制点を決めたこの試合で、MF清武弘嗣のプレーはドイツメディアに酷評されている。

 降格の危機に瀕しているニュルンベルクは23日、ヘルトヤン・フェルベーク前監督の解任を発表。暫定的にシーズン残り3試合の指揮を執ることになったロジャー・プリンツェン監督は、清武をトップ下に置く2トップのシステムを採用した。

 しかし、ニュルンベルクはマインツのゴールを脅かすことができず。逆に30分に、岡崎のゴールでリードを奪われると、それまで整っていたディフェンスラインが崩れ始め、試合を通じて何度もチャンスを許してしまう展開となった。

 ブンデスリーガ公式サイトが公開するデータによれば、清武はこの試合でシュート3本、シュートアシスト2回を記録。豊富な運動量と一生懸命な走りを見せるも、ゴールにつながる活躍はできなかった。

 ドイツ『ビルト』では、ニュルンベルク全体の平均点は4.64だった。清武は、岡崎をフリーにさせたDFティモシー・チャンドラー、最前線で機能しなかったMFロベルト・マクと同じ最低点の6がつけられている。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

『キッカー』(チーム平均点4.5)ではマクに対する6が単独最低点となった。清武とチャンドラーには5が出され、DFハビエル・ピノラにチーム単独最高点は3.5が与えられている。

 地元メディア『ニュルンベルガー・ツァイトゥング』(チーム平均点4.42)は、清武のプレーに、チャンドラー、MFニクラス・シュタルクと同じ5をつけた。6と酷評されたマクを除くその他の選手に4をつけた同メディアは、清武について次のように記している。

「彼の前線へのパスはほとんど届かなかった。攻撃への刺激が不十分だ。後半は姿を消していた」

 5連敗のニュルンベルクは勝ち点26で17位につけている。次節は、ホームにハノーファーを迎える。


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