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鹿島が執念の決勝弾!!清水の連勝を止め首位キープ

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[4.29 J1第10節 鹿島2-1清水 カシマ]

 鹿島アントラーズがホームで清水エスパルスに2-1で競り勝ち、2連勝を飾った。ホームでは4試合ぶりの勝利となり、清水の連勝も4でストップ。2位に浮上した広島に勝ち点1差を付け、首位をキープした。

 鹿島は前半5分、MF遠藤康の右CKにDF植田直通が飛び込むと、DFカルフィン・ヨン・ア・ピンとの競り合いの頭上を越えてきたボールがDF平岡康裕の胸付近に当たり、オウンゴール。ラッキーな形で先制すると、同21分には遠藤のスルーパスに走り込んだMF柴崎岳が右サイドからグラウンダーの鋭いクロスを入れたが、FWダヴィにはわずかに合わなかった。

 清水は前半36分、FW大前元紀の右FKからFWノヴァコヴィッチがヘディングシュートを放つが、ゴール上へ。前半は1点ビハインドで折り返したが、後半6分にMF村松大輔に代わってFW高木俊幸がピッチに入ると、その6分後の後半12分、高木俊の左クロスにノヴァコヴィッチが右足ボレーで合わせ、同点ゴールを奪った。

 試合は振り出しに戻り、両チームが勝ち越しゴールを目指して激しく攻め合った。徐々に清水が攻勢を強めていったが、2点目を奪ったのは鹿島。後半33分、遠藤に代えてMFルイス・アルベルトを投入すると、その直後の左CKだった。

 MF野沢拓也が放り込んだボールのこぼれ球を植田がシュート。ゴールライン上でDF吉田豊が何とか止め、さらにダヴィが詰めたが、シュートはポストを直撃する。それでも跳ね返りを拾った野沢が再び左クロス。ダヴィのヘディングシュートはまたしてもゴールライン上でヨン・ア・ピンにクリアされたが、セカンドボールをDF昌子源が頭でつないでルイス・アルベルトが左足で蹴り込んだ。

 執念でゴールをこじ開けた鹿島がそのまま2-1で逃げ切り、2連勝。3連敗中だったホームでは4試合ぶりの白星となり、首位の座もキープした。清水の連勝は4でストップ。13年ぶりの5連勝はならなかった。


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