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またも柏木のCKから阿部弾!!浦和がホーム4連勝で4年ぶり首位浮上

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[5.3 J1第11節 浦和1-0F東京 埼玉]

 浦和レッズがホームでFC東京に1-0で競り勝ち、2連勝で今季初の首位に立った。ホームでは4試合連続の完封勝利で4連勝。F東京は2試合連続の無得点で2連敗となった。

 試合開始早々の前半1分、F東京は左サイドから仕掛けたFW武藤嘉紀の折り返しをFW渡邉千真が左足で狙うが、DFがブロック。浦和も前半4分、FW興梠慎三が右サイドのスペースに展開し、駆け上がってきたMF梅崎司が右足でシュートを打ったが、GK権田修一のビッグセーブに阻まれた。

 立ち上がりは両チームにチャンスが訪れたが、その後は膠着状態に入る。浦和がボールを支配する時間が続くが、F東京の堅い守りを崩し切れなかった。後半に折り返すと、徐々にF東京も流れを引き寄せる。後半2分にはDF徳永悠平の左足ミドルがポストを直撃した。

 浦和は後半24分、興梠が左足でミドルシュートを狙うが、ゴール上へ。流れの中でなかなか決定機をつくれない中、均衡を破ったのは、またもセットプレーだった。0-0で迎えた後半34分、MF柏木陽介の左CKに走り込んだMF阿部勇樹がヘディングシュート。ついにF東京ゴールをこじ開けると、そのまま1-0で逃げ切った。

 前節・横浜FM戦(1-0)の決勝点も柏木のCKからFW李忠成が決めたゴールだった。3試合連続でCKからアシストを記録した柏木は「いいボールを蹴るのが仕事なので、それが結果につながってよかった」と淡々と語った。

 10年4月の第7節終了時点以来、4年ぶりの首位浮上にも阿部は試合後のインタビューで「まだ11節なので、一瞬だけ喜びたいと思います」と冷静にコメント。4位広島まで勝ち点1差にひしめく大混戦が続いており、「この位置をキープできるように、チーム一丸となって戦っていきたい」と決意を新たにしていた。

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