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[AFCフットサル選手権2014]日本vsウズベキスタン 試合後のミゲル・ロドリゴ監督コメント

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[5.3 AFCフットサル選手権2014 GL第2戦 日本代表1-2ウズベキスタン代表 ホーチミン]

 初戦を12-0と圧勝。良いスタートを切った日本代表だったが、第2戦ではウズベキスタンの堅守から2点目を挙げられずに、1-2で敗戦した。試合後、ミゲル・ロドリゴ監督は「こういう試合になるんじゃないかなという予感がありました」と明かしながらも、「私たちは(前回優勝の)アジア王者であり、このような終盤のミスは起きてはいけなかった」と、残り時間10秒を切っての失点に不満だった。

以下、ミゲル・ロドリゴ監督コメント

―内容は悪くなかったのですが、敗戦です。ここで敗れるとは思っていなかったのですが。
「私には、ちょっとこういう試合になるんじゃないかなという予感がありました。試合前にイヤな予感がしていたんです。韓国とのゲームの後のメンタルの入り方が、気になっていました。あの試合がもう少しタイトになっていたら、違っていたんだろうなって感じていました。なぜかは分かりませんが、12-0という結果を自分たちに突きつけてしまった部分が大きかったかなと思います。もしかしたら、次の試合も良い調子でいけるのではないかと重心が少し上がった入り方をしてしまったかもしれません」

―試合の入りは良かったと思いますが?
「最初の5分、6分は良い入りをしていたと思います。逆にそれを受けてから、ウズベキスタンはずっと後ろのスペースを消して、あまりプレーをしてきませんでした。ゾーンディフェンスで崩れないように、崩れないようにやっていました。うちは外からのシュートを強いられましたし、そこの噛み合わせで、修正してっていう部分でうちはやりきれませんでした。向こうは粘りがありました。それでも、敗戦に値する試合ではなかったと思います。それと同時に、タフな試合でしたが、私たちは(前回優勝の)アジア王者であり、このような終盤のミスは起きてはいけなかった。1点目もそうですけど、2点目の油断のようなのも、ちょっとした油断や隙をうまく突かれてしまいましたね。2失点目は、油断とミスが重なりましたが、重大なミスが重なりました。心身ともに一発もらっちゃったと思うので、そこを回復したいと思います。ただ、ウズベキスタンは優勝候補ですし、当然、日本が負けることはあり得る力を持ったチームです。この試合をとっかかりに、もう一回トライしたいと思います。次の試合はファイナルのような位置づけになります」

―今日は仁部屋選手のドリブルが引っ掛かる回数が多かったが?
「それがフットサルですよ。その日のっていうことに関しては何も言えませんね。うまくいっているときは、それ以上がないというくらいのものをもたらしてくれる。それくらいの威力を発揮してくれるので、続けるようにとモチベートしてやっていきたいです。それにしても、奇妙なゲームで、説明するのが難しいですね」

―最後にボールを持っていた相手選手は、試合をこのまま終わらせるぞっていう感じでした。
「先ほど、相手チームの監督、キャプテンが『申し訳ない』って謝りに来ましたよ。でも、これも良い教訓になったと思います。しっかりと切り替えて次の試合に臨みたいと思います」

(取材・文 河合拓)

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