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太鼓のバチを投げ込んだサポーターを鹿島が処分

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 3日に柏サッカー場で行われたJ1第11節柏レイソル鹿島アントラーズで、ピッチ上に太鼓のバチを投げ込んだ人物に、J1第12節鹿島対名古屋より鹿島戦のホームゲームおよびアウェーゲームへの無期限入場禁止の処分が科せられたことが5日、柏と鹿島の両クラブから発表された。

 問題となったシーンは後半37分。ビジター自由席のゴール裏から太鼓のバチがピッチ内に投げ込まれ、柏GK菅野孝憲の足下に落下。このため、主審による安全確認がとられるまで試合は約1分間中断した。試合再開後、バチを投げ込んだ人物は警備員や係員に詰め寄り、胸倉をつかむなどの暴力行為に及んだ。この人物は特定され、試合終了直後に実施された事情聴取の中で違反行為を認めていた。

 今回の件に関して、鹿島は「今回の違反行為は、クラブだけでなくJリーグ全体の信頼を損なうものです。当日、日立柏サッカー場にご来場されたサポーターの皆様、そして柏レイソルの選手および関係者の皆様に不快な思いをさせたことに対して、心よりお詫び申し上げます。クラブとして、名古屋戦以降、場内放送やチラシ配布などで禁止行為の再徹底を促します」とクラブ公式HPでコメントを発表している。

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