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3-0からまさか…リバプールは優勝遠のく痛恨ドロー

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[5.5 プレミアリーグ第37節 クリスタル・パレス3-3リバプール]

 プレミアリーグは5日、第37節3日目を行い、リバプールは敵地でクリスタル・パレスと対戦し、3-3で引き分けた。3点をリードしながら後半34分からの3失点でまさかのドロー。前節のチェルシー戦(0-2)に続いて勝ち点3を逃し、24シーズンぶりの優勝が大きく遠のいた。

 リバプールは前半18分、MFスティーブン・ジェラードの左CKにMFジョー・アレンが頭で合わせ、先制点。1点リードで折り返した後半8分にFWダニエル・スターリッジ、同10分にはFWルイス・スアレスが追加点を奪い、3-0とリードを広げた。

 自力優勝のためには残り2連勝したうえで、マンチェスター・シティを得失点差でも上回る必要がある(前節終了時点でリバプールは+50、シティは+59)。3点リードにも満足することなく、さらなる追加点を目指したが、ここからまさかの展開が待っていた。

 後半34分、DFダミアン・デラニーにミドルシュートを決められると、2分後の後半36分にもカウンターから失点。連続失点で1点差に追い上げられ、後半43分、FWドワイト・ゲイルにこの日2点目を許し、3-3の同点に追いつかれた。

 リバプールにとっては悪夢のような展開で、痛恨のドロー。シティとの得失点差を詰めるどころか、勝ち点1を獲得するにとどまった。リバプールは最終節を残して勝ち点81。11日の最終節でニューカッスルと対戦するが、勝ち点80のシティはあと2試合残しており、2連勝すれば、文句なしで2シーズンぶりのリーグ制覇が決まる。

 シティの残り2試合はいずれもホームで、7日にアストン・ビラ、11日にウエスト・ハムと対戦する。リバプールが逆転優勝を果たすには、シティがいずれかの試合に敗れるか、いずれも引き分けに終わることを期待するしかない。


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