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サネッティが現役引退を正式表明「時が来たと感じている」

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 インテルのMFハビエル・サネッティが現役引退を正式に認めた。先日、エリック・トヒル会長が今季限りで現役を退き、来季からクラブ幹部として入閣することで調整に入っていることを明かしてしたが、それを認めた。アルゼンチンメディアに語った様子を『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

「時が来たのだと感じている。僕は完全にやり切ったし、成し遂げたと感じている。サッカーは自分に多くのことを与えてくれた。すべての瞬間を楽しむことができたんだから」

 サネッティは1973年8月10日生まれ、アルゼンチン出身の40歳。22歳だった1995年に入団以来、公式戦862試合に出場してきた。アルゼンチン時代も含めると、1100試合以上を数える。アルゼンチン代表としては145試合に出場している。鉄人と謳われたサネッティだが、昨季終盤にアキレス腱断裂の大怪我を負うと、今季は10試合の出場にとどまっていた。

「今後はディレクターという立場でクラブの役に立ちたいと思っている。インテルでキャリアを終えることは夢だった。今は実現できたことを誇りに思う。アルゼンチンで1000試合以上の出場歴を持つのは自分だけなんだ。イタリアサッカーのれ歴史でも僕を上回るのはパオロ・マルディーニだけ。そのことも誇りだね」

 さらにサネッティは様々な質問に答えている。「これまで一緒にプレーした最高の3人は?」との問いに「ロナウド、(ロベルト・)バッジョ、(リオネル・)メッシ」。対戦相手については「(ライアン・)ギグス、カカ、(ジネディーヌ・)ジダン」と答えている。

 またやり直したい試合について、2010年にサンチャゴ・ベルナベウで行われたチャンピオンズリーグ決勝でバイエルンを下した試合を挙げたサネッティ。そして日本で行われた試合についてもコメントしている。

「日本で行われたW杯で敗退することになってしまったスウェーデン戦もだね。あの試合に勝つためだったらなんだってするよ」

 インテルの今季も残り2試合。10日の次節、ラツィオ戦は今季ホーム最終戦となる。

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