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ハーフナーがフル出場のフィテッセ、終盤の失点でPO第1戦を落とす

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[5.7 エールディビジ プレーオフ1回戦第1戦 フローニンゲン1-0フィテッセ]

 エールディビジは7日、ヨーロッパリーグ(EL)予選2回戦からの出場権をかけたプレーオフ1回戦第1戦を行った。FWハーフナー・マイクの所属するフィテッセは敵地でフローニンゲンと対戦し、0-1で第1戦を落とした。ハーフナーはフル出場も得点に絡むことはできなかった。なお、決勝進出をかけた第2戦は10日にフィテッセのホームで行われる。

 レギュラーシーズンでは一時首位に立ち、アヤックスの4連覇を阻止し、クラブ初の優勝を狙える位置にいたフィテッセ。しかし、2014年に入って、16試合中4勝6分6敗と勝ち切れない試合が続き、順位を下げて6位でレギュラーシーズンを終えていた。

 シーズン7位のフローニンゲンのホームに乗り込んだフィテッセは前半13分に絶好機。ドリブルで仕掛けたFWレナト・イバーラがPA内で倒されて、PKを獲得。先制のチャンスにMFクリスティアン・アツが左足を振り抜いたが、GKマルコ・ビゾトに完全に読まれてしまい、先制点を逃した。

 前半はボール支配率71%と試合を優位に進めていたフィテッセだが、なかなかゴールネットを揺らすことができない。後半3分、イバーラの浮き球パスからハーフナーが左足ボレーシュート。これは枠上に外れ、同38分のMFファン・デル・ヘイデンのミドルシュートも得点とはならなかった。

 このまま第1戦はスコアレスで終わるかと思われたが、後半43分に試合が動いた。フローニンゲンのFWチャロン・シェリーのクロスをファン・デル・ヘイデンがカットし、クリアしようとしたが、DFロレンソ・ブルネにボールを奪われてそのまま左足でゴールに押し込まれた。試合は0-1で終了。第1戦を落としたフィテッセは、10日にホームで行われる第2戦で逆転を狙う。


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