ブラジル代表のルイス・フェリペ・スコラーリ監督は7日、ブラジルW杯に臨む代表メンバー23人を発表した。自国開催で3大会ぶり6度目の優勝を目指すセレソン。FWネイマール(バルセロナ)やFWフッキ(ゼニト)、DFチアゴ・シウバ(パリSG)らが順当に名を連ねた一方、MFカカ(ミラン)やDFラフィーニャ(バイエルン)らが落選した。

　壮大なメンバー発表セレモニーを受けて、多くの選手が自身のSNSに今大会へかける思いを綴っている。エースとして期待を集めるネイマールは「子供のころから願っていた夢が今日一つ実現した。僕は常に自分の夢を求めてることを大事に思ってきた。今日は、人生の中で最も喜ばしい日の一つになった。僕の家族のためだけでなく、ブラジル全体のためにピッチでそれを表現したい!」とコメント。「W杯はすぐに始まる。僕は興奮を求めているし、緊張も感じているよ!」と母国開催のW杯へ意気込んだ。

　また、"バナナ騒動"で注目を集めたDFダニエウ・アウベス(バルセロナ)は「最初の夢が実現して、一つの夢は終わった。僕たちはもう一つの夢をかなえる機会を手に入れた。多くのブラジル人が応援することを願っているし、たくさんの人の応援が僕たちの夢の実現の後押しになるはずだ」と投稿した。