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岡崎が最終節で今季15ゴール目!!クラブ記録に並びシーズンを終える

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[5.10 ブンデスリーガ第34節 マインツ3-2ハンブルガーSV]

 ブンデスリーガは10日、第34節を行い、FW岡崎慎司の所属するマインツはホームでハンブルガーSVと対戦し、3-2で勝った。岡崎は2-1の後半37分に追加点。2試合ぶりとなる今季通算15ゴールでシーズンを締めくくり、欧州主要1部リーグでの日本人最多得点記録をさらに更新した。

 マインツは前半7分に右クロスからMFエルキン・ソトが先制点を決めるが、ハンブルガーSVも同12分、MFラファエル・ファン・デル・ファールトの右足ミドルがGKに弾かれたこぼれ球をFWピエール・ミシェル・ラソッガが頭で押し込み、すぐさま1-1の同点に追いついた。

 自力での来季EL予選出場権獲得に勝利が必要なマインツは後半20分、MFク・ジャチョルの横パスからMFユヌス・マリが右足ダイレクトでミドルシュートをゴール左隅に突き刺し、2-1。後半37分にはマリのスルーパスに反応した岡崎がPA内に抜け出し、鋭い切り返しでDFをかわすと、左足のチップキックでGKの頭上を越し、ゴールネットを揺らした。

 岡崎の技ありゴールで3-1。前々節のニュルンベルク戦(2-0)で今季14ゴール目を決め、MF香川真司の持っていた欧州主要1部リーグでの日本人最多得点記録を塗り替えた岡崎が、その記録をさらに更新し、09-10シーズンに15得点を決めたMFアンドレ・シュールレ(現チェルシー)が持っていたマインツのクラブ記録にも並んだ。今季15ゴールは得点ランキングでも7位タイ。チームも7位を確保し、来季のEL予選への出場権を獲得した。

 クラブ史上初となる2部降格の危機に直面しているハンブルガーSVは直後の後半39分に1点を返したが、2-3で敗戦。ただ、17位ニュルンベルク、18位ブラウンシュバイクもそろって敗れたため、16位でシーズンを終え、2部3位との昇降格プレーオフに回ることが決まった。


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