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長谷部が最終節で復帰も…ニュルンベルクの2部降格が決定

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[5.10 ブンデスリーガ第34節 シャルケ4-1ニュルンベルク]

 ブンデスリーガは10日、第34節を行い、MF長谷部誠とMF清武弘嗣の所属する17位ニュルンベルクは敵地でDF内田篤人所属の3位シャルケと対戦し、1-4で敗れた。7連敗でシーズンを終え、17位が確定。6シーズンぶりの2部降格が決まった。

 右膝半月板損傷で離脱していた長谷部が先発で復帰し、ボランチでフル出場。清武は昨年8月24日の第3節・バイエルン戦(0-2)以来、31試合ぶりのベンチスタートとなり、最後まで出場機会はなく、今季初の出番なしに終わった。右太腿裏肉離れで離脱中の内田は14試合連続で欠場し、今季中の復帰は果たせなかった。

 1月のスペイン合宿中に右膝外側半月板を損傷し、2度に渡る手術を受けた長谷部が最終節にして2014年初出場。昨年12月21日の第17節・シャルケ戦(0-0)以来、約5か月ぶりの復帰となったが、降格危機のチームを救うことはできなかった。

 負ければ自動降格が決まる一戦。他力とはいえ、勝って2部3位との入れ替え戦に回る16位でシーズンを終えたいニュルンベルクだったが、苦しい展開を強いられた。勝って3位を確保したいシャルケは前半6分、MFマックス・マイヤーの左CKにDFジョエル・マティプが頭で合わせ、先制点。前半45分にはMFレオン・ゴレツカのシュートのこぼれ球をMFロマン・ノイシュテッターがダイレクトで蹴り込み、追加点を奪った。

 1部残留へいよいよ追いつめられたニュルンベルクだが、2点ビハインドで折り返した後半もなかなかチャンスをつくれない。逆にシャルケは後半30分、MFユリアン・ドラクスラーが左足ミドルをねじ込み、3-0。勝利を決定づけ、ニュルンベルクを絶望の淵に突き落とした。

 ニュルンベルクは後半アディショナルタイム、FWヨシップ・ドルミッチのゴールで1点を返すが、直後に4失点目。1-4で敗れ、2部降格が決まった。シャルケはホームでの最終節を勝利で飾り、来季の欧州CLにグループリーグからストレートインで出場できる3位を確保した。


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