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鴨池6連勝の京都、今季初の3連勝…大黒は3戦連発11得点目

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[5.11 J2第13節 京都2-0長崎 鴨池]

 鹿児島県にある鴨池陸上競技場で行われた京都サンガF.C.V・ファーレン長崎の一戦は、京都が2-0でものにした。今季初の3連勝で勝ち点を23に伸ばした。準本拠地とする鴨池では6連勝となった。

 前半はシュート1本と苦しんだ京都だが、後半早々に試合を動かす。前半から何度も右サイドを仕掛けていたDF石櫃洋祐がクロスを入れるが、DFにカットされる。しかし浮き球となってこぼれると、FW三平和司が腰をグッと入れた左足反転シュート。三平の2試合ぶりの今季4点目で京都が先制に成功した。

 さらに後半40分には、エリア内に抜けたFW大黒将志がDF山口貴弘に後ろから引っ張られPKを獲得。これを自ら沈め、勝利を確実なものにした。大黒の得点は3試合連続と絶好調。今季11得点目で早くも得点王レース独走態勢を築きつつある。

 長崎もセットプレーなどからチャンスを伺う。この日はCKが多く、後半17分のこの試合、長崎の11本目CKの場面では、MF黒木聖仁がヘディングで合わせたが、わずかに右に外れていった。結局総CK数14本を数えた長崎だが、生かすことは出来ず。今季はクラブ記録の5得点を2度記録するなど、好調だった攻撃陣だが、ここ4試合は、前節の水戸戦で1得点を奪ったのみ。勝ちなしも5戦に伸びてしまった。

 ヒーローインタビューに立った三平は、「子供たちの声援が飛んでましたね」との問いに「俺みたいになれよ!」と返すなど“舌好調”。地元鹿児島での勝利に貢献したMF中山博貴は「まだまだ勝てる」と更なる上位進出を誓った。


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