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出場のなかった清武 「最後だったので悔しかった」

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チームは2部へ降格が決定

 ニュルンベルクは10日、ブンデスリーガ最終節でシャルケとアウェーで対戦して1-4の敗戦を喫した。ベンチ入りはしたものの出場機会のなかったMF清武弘嗣は、チームが降格したことに悔しさをにじませている。

 入れ替え戦に出場するためには、この試合に勝った上で他会場の結果を待つしかないニュルンベルク。しかし前半6分にシャルケDFジョエル・マティプに先制弾を許すと、その後も追加点を奪われ1-4で敗戦。この結果来季2部への降格が決まった。

 ベンチから戦況を見つめた清武は「シャルケは強かった。良いサッカーをしていたので勝つのは難しかった」と分析。それでも強豪相手に「みんな最後まであきらめずに戦った」と、奮闘したチームメートをねぎらった。

 最終節でベンチスタートとなったことについては、「ユース上がりの監督なので、最後はユースの選手が出た」とコメント。ロジャー・プリンツェン監督が勝手を知る選手の起用を選んだとのことだ。それでも入れ替え戦出場に向けて「チームが同じ方向を向いていた。1人が違う方向を向いても仕方がない。自分のことに集中してやっていた」と、出場せずとも残留に向け一丸となっていたと強調した。

「降格したのはすごく残念。悔しい思いの方が強い」と、思うことは色々とある様子。今後については「どうなるか分からない。これから色々ゆっくり考えていきたい」としながらも、「こういうのも良い経験。悔しい思いをまた来シーズンにぶつけていきたい。一段とレベルアップできればいい」と前を向いた。

 12日には、ブラジル・ワールドカップに向けた日本代表メンバーが発表される。これまで常に招集されてきた清武だが、「そういうふうに思ったら終わり。常に競争があっての代表」と、メンバー入りが当然だとは考えていないと述べた。ドイツとの時差により「朝起きたくらいで分かる。普通通り生活していきたい」と平常心で待つつもりのようだ。


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