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W杯メンバー発表会見速報(4)

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 日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督は12日、ブラジルW杯に出場する日本代表メンバー23人を発表した。指揮官は23人の名前を読み上げ、続けて会見を行っている。

―監督にとっても大きなチャレンジだと思うが、どんなW杯にしたいか? 監督の夢は?
「まず課せられたノルマはW杯に行くことであり、日本サッカー界を成長させることだった。夢に関しては、選手には具体的な目標を掲げる、宣言するつもりはない。伝えたいのは、W杯の舞台に立って、相手のことを気にせず、自分たちのやりたいサッカー、自分たちのことを気にしてサッカーをしよう。最大の努力をして、できるだけ前に進みたいと思っている。自分たちのサッカーに集中して勝利に近づくことを考えようというメッセージを発信したい。相手にリスペクトは払う必要はあるがおびえる必要もない。チーム全体が臆することなくW杯を戦うことが大切だと思う。選手たちにはこのチームの基本コンセプト、基本戦術は浸透している状況にある。細心の注意を払いたいのは最高のフィジカルコンディションで臨むことが大切。これまでもあまりいい試合をできなかったときはコンディションがいくつかの問題を抱えていた。チームのポテンシャルには最大の信頼を置いている。チームに求めるサッカー、やっていきたいサッカーを達成するにはフィジカルコンディションの状態に左右される。そこをしっかりと整えていきたい」

―ピッチ内外でMF本田圭佑(ミラン)に期待することは?
「これまで同様にやってほしいなと思っているし、ピッチ内ではパーソナリティー、パワーを存分に発揮してほしい。彼に対する心配はまったくなくて、思い切りやってほしいし、私が就任する前にもその力は十分に証明していたと思う。先ほども言ったが、本田も最初のアジア杯から戦ってきたメンバー。アジア杯でこのチームの中心メンバーをつくろうというコンセプトがあった。彼もその一人に該当する。それ以外はこの4年間で著しく成長してきたメンバーがこのリストに入っている」

―監督にとってW杯本大会での成功と失敗のラインはどこにあるのか? サッカー協会としてはどうか?
「私じしんは少し変わった考え方を持っている。先ほどの例えでいうと、あなたはグラスに水が少ししか入っていないと考えるタイプかもしれないが、私はもっとポジティブなので、成功のイメージを持ってやっていきた」

原博実専務理事「監督といつも話しているのは、今の日本サッカー界、日本の選手の良さを出すこと。まずは予選リーグを突破する。他のグループも予選を突破するのは簡単でない。W杯は短期決戦に近い。1試合1試合の重みがある。まずは予選リーグを突破する。協会としても現場としてもまずはそう」


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