2020年東京五輪世代から坂井と杉森を練習パートナーとして抜擢
日本代表メンバーに帯同するトレーニングパートナーを選考するにあたって、アルベルト・ザッケローニ監督から出ていたのは「いくつかのポジションができて、適応力のある選手」というリクエストだった。
この要望に沿って選ばれたのが、DF坂井大将(大分U-18=写真)とFW杉森考起(名古屋)。原博実専務理事は指揮官のリクエストに加え、「2人とも普段大人とプレーしており、(練習で)力を出せないということがない」と抜擢の理由を説明した。
2人は昨年のU-17W杯日本代表メンバー。今季はそれぞれ所属のトップチームで練習し、トップ選手とのボディコンタクトにも慣れているということで、ケガのリスクが少ないことも考慮されたという。
原専務理事によると、坂井は昨年のU-17W杯では左右のサイドバックでプレーしたが、本来は攻撃的な選手。また、現在のU-18日本代表ではトップ下でプレーしている。「物怖じしない性格でムードメーカー的存在。コーチのものまねをしてみんなを笑わせたりしている」(原専務理事)という。
杉森は今季のナビスコ杯グループリーグ第1節・甲府戦に出場した。原専務理事は「柔らかいし、テクニックもスピードもある。あとは性格的に気持ちをもっと出せれば良い」と言い、「いろいろなポジションをできるユーティリティー選手であり、東京五輪世代の中で可能性を持った2人」と将来性を期待した。
南アフリカW杯では香川真司、酒井高徳がサポートメンバーという立場で代表チームに帯同し、そこで抱いたさまざまな思いを糧に飛躍を遂げ、今回のW杯メンバーに選ばれた。今回の2人はともに17歳。東京五輪と言わず、もっと早く頭角を現す可能性もありそうだ。
(取材・文 矢内由美子)
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2014W杯ブラジル大会特設ページ
この要望に沿って選ばれたのが、DF坂井大将(大分U-18=写真)とFW杉森考起(名古屋)。原博実専務理事は指揮官のリクエストに加え、「2人とも普段大人とプレーしており、(練習で)力を出せないということがない」と抜擢の理由を説明した。
2人は昨年のU-17W杯日本代表メンバー。今季はそれぞれ所属のトップチームで練習し、トップ選手とのボディコンタクトにも慣れているということで、ケガのリスクが少ないことも考慮されたという。
原専務理事によると、坂井は昨年のU-17W杯では左右のサイドバックでプレーしたが、本来は攻撃的な選手。また、現在のU-18日本代表ではトップ下でプレーしている。「物怖じしない性格でムードメーカー的存在。コーチのものまねをしてみんなを笑わせたりしている」(原専務理事)という。
杉森は今季のナビスコ杯グループリーグ第1節・甲府戦に出場した。原専務理事は「柔らかいし、テクニックもスピードもある。あとは性格的に気持ちをもっと出せれば良い」と言い、「いろいろなポジションをできるユーティリティー選手であり、東京五輪世代の中で可能性を持った2人」と将来性を期待した。
南アフリカW杯では香川真司、酒井高徳がサポートメンバーという立場で代表チームに帯同し、そこで抱いたさまざまな思いを糧に飛躍を遂げ、今回のW杯メンバーに選ばれた。今回の2人はともに17歳。東京五輪と言わず、もっと早く頭角を現す可能性もありそうだ。
(取材・文 矢内由美子)
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