注目される指揮官の去就

　ユベントスのジュゼッペ・マロッタGM(ゼネラルマネジャー)は15日、去就が注目されているアントニオ・コンテ監督について、慰留するのが義務だと語った。

　ユーベを3連覇に導いたコンテ監督だが、先日から退団を匂わせる発言が続いている。クラブとの話し合いで続投につながるかどうかが注目されているところだ。

　マロッタGMは15日のイベントで、コンテ監督について次のように語った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。

「優先するのはコンテを引き留めることだ。クラブの財産なんだよ。彼はベストの一人であることを示した。彼を引き留めるのは我々の義務だ」

　コンテ監督は14日、ユベントス・スタジアムでヨーロッパリーグ(EL)決勝が行われた際、元マンチェスター・ユナイテッド監督のアレックス・ファーガソン氏と話している。

「監督としての将来について、コンテが彼からアドバイスを受けるのは当然だ。コンテがこれまでにやってきたことを認めるのは、正しいことだよ。目標達成にとても大きく影響したし、サポーターが(退任を)心配するのは賢明なことだ」

　イタリア国内で3年連続優勝を飾り、ユベントスは欧州の舞台での飛躍が期待されている。

「欧州にはより強いライバルたちがいる。だが、我々は年々良くなっているし、それを続けるよ。(EL決勝で)ユベントス・スタジアムのピッチにいたかったね。でも、これもサッカーだ」

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