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ミラン勝利もEL届かず…本田、注目15歳も出番なし

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[5.18 セリエA第38節 ミラン2-1サッスオーロ]

 セリエAは18日、第38節を行った。日本代表MF本田圭佑の所属するミランはホームでサッスオーロと対戦し、2-1で勝利した。

 前半2分、ミランはMFサリー・ムンタリが左足強烈ミドルを放つと、ボールは左ポスト内側を叩く。勢いのまま逆サイドネットを揺らし、幸先よく先制に成功する。さらに同27分、ゴール正面でFKを獲得したミランは、MFナイジェル・デ・ヨングが直接狙うと、壁に当たってコースが変わったシュートがゴールネットに収まった。

 後半に入ると少し試合が荒れてしまう。まずは23分にミランDFフィリップ・メクセスがレッドカードを受け退場。逆に同41分にはサッスオーロのDFパオロ・カンナバーロが一発レッドで退場。そして同44分にはミランDFマッティア・デ・シリオがエリア内で決定機を阻止したとしてレッドカードが突き付けられた。

 このPKを決められ1点差に迫られたミランだが、2-1で逃げ切り最終戦を白星で飾った。だがわずかに残っていたEL出場権争いでは、6位のトリノがフィオレンティーナと2-2のドローに終わったのに対し、7位のパルマがリボルノに2-0で勝利。この結果、パルマが6位に滑り込み、来季EL出場権を獲得した。

 ベンチスタートとなった本田は最後まで出番なし。出場すればクラブ最年少記録を更新することで注目された15歳FWハキム・マストゥール(写真右)もベンチのまま、試合終了のホイッスルを聞いた。


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