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最終戦、長友欠場インテルは逆転負け…サネッティら退団選手フル出場

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[5.18 セリエA第38節 キエーボ2-1インテル]

 セリエAは18日、第38節を行った。日本代表DF長友佑都の所属するインテルは敵地でキエーボと対戦し、1-2で敗れた。長友はこの日はベンチで試合を終えている。

 先制はインテルだった。前半41分、右サイドでFKを獲得すると、MFサフィル・タイデルが蹴り入れる。混戦の中こぼれるが、DFマルコ・アンドレオッリが蹴り込み、先手を奪った。

 だが前半からシュートがポストやバーに嫌われていたキエーボに後半、ついに得点が生まれる。28分、FWデヤン・ラザレビッチのスルーパスから途中出場のFWビクトル・オビンナがゴールネットを揺らし同点。終了間際の45分にも再びオビンナが今度は鮮やかなミドルシュートを決めてみせ逆転。古巣への恩返し弾2発で、逆転勝利へと導いた。

 最終戦こそ飾れなかったインテルだが、今季を5位で終えることは確定しており、来季のEL出場権を獲得している。2年ぶりのヨーロッパの舞台への復帰。この日、フル出場したMFハビエル・サネッティやFWディエゴ・ミリート、MFエステバン・カンビアッソ、そして今日は出番はなかったがDFワルテル・サムエルとかつてのインテルを支えたベテランたちが退団する来季。新生インテルの戦いに注目したい。


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