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ギグスが現役引退を発表 来季はアシスタントマネジャーに

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 プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドは19日、ウェールズ代表MFライアン・ギグスが2013/2014シーズン限りで現役を引退することを発表した。1987年にユナイテッドに加入したギグスは、17歳でトップチームデビューを飾り、プレミアリーグを12回、欧州チャンピオンズリーグを2回、FA杯を4回、リーグ杯を2回制し、05年にはイングランドサッカーの殿堂入りを果たしている。

 クラブを通じてギグスは、「プロフットボール選手としての現役引退を表明すると共に、マンチェスター・ユナイテッドのアシスタントマネージャーとして新たなキャリアが始まることをご報告させて頂きます。世界最大のクラブで963試合に出場できたこと、そしてウェールズ代表で64試合に出場できたことを心から誇りに思い、名誉だと思っています」と、コメントを発表している。

 そして、「私の夢は、マンチェスター・ユナイテッドでプレーすることでした。今後ユナイテッドのジャージを選手として着られなくなるのは寂しい限りですが、世界でもベストなプレーヤー達と一緒にプレーできて幸運でしたし、幸せでした。サー・アレックス・ファーガソン監督という素晴らしい指導者の下でプレーできて幸せでした。そして、世界で最も偉大なファンの皆様の前でプレーする夢を叶えられ、幸せでした。皆さんからのサポートを常に感じ、いつも感謝してきました」と、感謝を述べている。

 2013/14シーズンの終盤4試合で、暫定監督として指揮を執っていたギグスは「今日という日は、私にとって新たなチャプターの始まりです。当然ながら、色々な感情が入り混じっています。誇り、そして悲しみも感じていますが、今後のキャリアに興奮している割合の方が大きいです。ユナイテッドファンの皆さん、私、クラブ、フロント、オーナーが心から信じているように、われわれはあるべき姿に必ず戻ります。私自身、そのすべての段階に立ち合いたいと思っています。ファンの皆さんのためにプレーできて、そして世界最大でベストなクラブを代表してプレーできて幸せでした」と、チーム再建への意気込みも示した。

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