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“ゴール出んウイーク”明けの甲府、3発の次は4発快勝で2位浮上

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[5.21 ナビスコ杯第4節 徳島1-4甲府 鳴門大塚]

 ヴァンフォーレ甲府が敵地で徳島ヴォルティスに4-1で快勝した。2勝1分1敗で勝ち点を7に伸ばした甲府は2位に浮上。徳島は3連敗となった。

 前半5分、FWクリスティアーノのポストプレーから、やや浮き球となったボールをMF水野晃樹が抑えの利いたボレーシュートでゴールに収め先制。同20分にはクリアボールをセンターライン上で受けたクリスティアーノがドリブルで持ち上がり、左足豪快弾でネット揺らす。

 前半25分には徳島FW大崎淳矢に自ら獲得したPKを決められたが、同アディショナルタイム、カウンターからクリスティアーノがマイナスに折り返すと、走り込んだMF稲垣祥がシュート。ポストに嫌われるが、水野が跳ね返りを押し込み、再びリードを2点とした。

 後半31分からはインドネシアの“ツイッター王子”ことFWイルファンが加入後初出場を果たす。積極的にミドルシュートを放つなど、見せ場も作り、今後に期待を抱かせた。

 終了間際にはMF福田健介が、左サイドから中央に切り込んでの豪快なミドルシュートを突き刺し、トドメを刺した甲府。ゴールデンウイークのリーグ4連戦は連続無得点に終わるなど苦しんだが、明けた17日のリーグ第14節柏戦でうっ憤を晴らすかのような3得点を記録すると、この日も今季最多を更新する4得点。2得点を挙げた水野は「(無得点の間は)僕らもどう直そうか考えていた。やっぱり期待されているのはゴールだと思う」と胸を張った。

 甲府はこれで順位も2位に浮上。予選突破へ向けても弾みのつく勝利となった。次戦は24日のホーム大宮戦。下位クラブとは試合数の差もあるだけに、敗けられない一戦になる。


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