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地元・鹿児島でプロ入り後初キャンプの大迫「懐かしい感じ」

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 自身初のW杯へ、地元で始動した。鹿児島県加世田市(現・南さつま市)出身の日本代表FW大迫勇也(1860ミュンヘン)は、地元である鹿児島・指宿での代表合宿に「懐かしい感じがする」とリラックスした表情を浮かべた。

「おじいちゃんの家が指宿だったから」という大迫だが、指宿でのキャンプは鹿児島城西高時代に浦和の練習に参加したとき以来で、プロになってからは初めて。「鹿島のときも鹿児島でキャンプはなかったので。プロになって、ここで練習するのは気持ち的にいいですね」と笑みを見せた。

 今年1月に移籍した1860ミュンヘンでは全15試合に先発出場し、6ゴール2アシストを記録。初の海外移籍、しかもシーズン途中の加入という難しい状況ながら、しっかりと結果を残した。

「激しい中でやることで、その中でも自分のプレーを出せるようになったのはプラスになっているのかなと思う。でも、まだまだ点は取れた。勝負はこれからなので」

 そう貪欲に話す大迫は、この日の午後練習で主力組とみられるチームに入った。まずはFW柿谷曜一朗、FW大久保嘉人らとの定位置争い。サッカー人生をスタートさせた地から、1トップのレギュラー獲りに挑む。

(取材・文 西山紘平)

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