beacon

「adidas UEFA Young Champions 2014世界大会」“日本代表”6選手、大会後のコメント

このエントリーをはてなブックマークに追加

 5対5のミニゲーム形式で世界一を競う「adidas UEFA Young Champions 2014世界大会」が23日、ポルトガル・リスボンで行われ、4チーム中3位で終えた“日本代表”の中学生選手たちが大会終了後、今後へ向けた課題などを口にした。

以下、試合後のコメント
津村和希(ヴィテス福岡FC)
「全然でした。(ポルトガル戦はビッグセーブを連発したが最初の2試合は)日本の代表としてゴールを守っているという意識が全然足りなかった。声でチームを鼓舞するところはPAから出なくてもできる仕事。声はPAから出てもいいのでそういうところは出せた。ただ、バタバタしているみんなを落ち着かせるようにしないといけない。世界でできた経験を日本へ持ち帰られないといけない」

●薮井大和(Jフィールド岡山FC)
「悔しい。1試合目は緊張して気持ちが入っていなかったし、いいプレーができなかった。スピードは通用したところ。ゴール前で焦ったり、パスミスをして取られたりしたことは課題。(ポルトガル戦の“裏街道”は)咄嗟に出た。無意識でやっていた。(FKでのゴールは)壁に隙ができていたのでそこへ思い切り打った。今後は最後の1分1秒まで切らさずにずっとやり続けたい」

梅津克貴(アスペガス生駒FC)
「(決勝へ行って)もう1試合やりたかった。ブラジルとは日本の選手とリズムの違うパスとかドリブルをやってきていた。自分たちはピッチ、雰囲気に慣れずに焦ってしまった。(個人的には高い位置で)受けたり、ターンできたのは良かった、逆に判断が遅いと潰されてしまう。これは課題なので改善したい」

●水野裕太(駒沢サッカークラブ)
「何とか決勝へ行きたかった。終わってからあそこでドリブルしなければとか、パスを出せばよかったとか出てくる。もっとシュートも打てばよかった。(外国人は)思っていたよりも日本人と変わらなかった。最後は足が重くなっていたけれど、走んなきゃと思った。(今後は)日々の練習から気を抜かないこと。世界行った人と見られるだろうし、あの程度とか言われるのは悔しいのでレベルアップしたい」

野寄和哉(CAグランロッサ)
「(初戦は)最初相手のペースになって、みんな焦ってしまっていたことが敗因だと思う。個人的には得点できたことは良かったけれど、積極的な仕掛けが少なかった。(2、3戦目の)交代出場はあまり好きではないけれど、頑張ろうと思った。その中で自分の良さを出そうと思った。課題としては気持ちの面が多かった」

天野悠貴(FC東京U-15むさし)
「はじめの試合はエンジンがかからなかった。ブラジル戦以外はできたと思う。みんながサボっているところ見つけて切り替えろとか言いながらできた。過去に体験した海外遠征で)外国の選手たちがガツガツくることは予想できていた。ディフェンスするときに半身の状態で追い込むことはできた。ディフェンスをどう工夫してやるか、今後はもっと出していきたい」

(取材・文 吉田太郎)

TOP