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逆転勝利の名古屋、今季豊スタ初勝利に西野監督「素直に喜びたい」

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[5.24 ナビスコ杯第5節 名古屋2-1徳島 豊田ス]

 名古屋グランパスがホームで徳島ヴォルティスを2-1で下し、5戦全敗だった豊田スタジアムで今季初勝利を挙げた。勝ち点を7に伸ばした名古屋は4位に浮上。徳島は4連敗となった。

 先制は徳島だった。前半26分、右サイドからMF廣瀬智靖がクロスを上げると、ファーサイドに走り込んだFWキム・ジョンミンがヘディングで押し込み、試合を動かした。

 だが直後の前半28分、名古屋は素早いパス回しでゴール前まで持ち上がると、MF矢田旭のパスを受けたFW玉田圭司が前に出たGK川浪吾郎を見極めた技ありループシュートでねじ込み、すかさず試合を振り出しに戻した。

 後半開始から名古屋はDF矢野貴章に代えてMF田鍋陵太を投入。するとこの交代策がすぐに当たる。2分、その田鍋が右サイドを突破すると、低いクロスにMF小川佳純がダイビングヘッドで飛び込む。このゴールが決勝点となり、名古屋が逆転勝利を飾った。

 西野朗監督にとっては就任後初の豊田スタジアムでの勝利となった。これについては「ナビスコ杯とはいえ、素直に喜びたい」と西野監督もホッとした表情を浮かべた。

 決勝点となったゴールについて「田鍋がいいボールをくれた」と淡々と振り返った小川。「ナビスコで上に行くためには僕たちはひとつも落とせない」と気合を入れ直していた。

 名古屋は28日の次節はホームで柏、徳島はホームで大宮と対戦する。


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