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[CL]アンチェロッティ、夢のデシマに向けて意気込む

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「バイエルン戦のように戦いたい」

 レアル・マドリーは24日、チャンピオンズリーグ(CL)決勝でアトレティコ・マドリーと対戦する。カルロ・アンチェロッティ監督は前日会見で、夢のデシマ(10度目の欧州制覇)に向けて意気込みを表した。

 悲願のデシマ達成まであと一歩と迫ったレアル・マドリー。アンチェロッティ監督のコメントを、スペイン『アス』が伝えている。

「ほかと違うのは確かだ。全員にとって、この試合は開幕からの夢だったからね。今、我々はその舞台にいるんだ。これは異なる試合だよ。我々はすべてをうまくやってきた。今はただこの試合を戦うだけだ」

「こういった試合なら心配するのは普通のことだ。だが、我々は冷静にならなければいけない。明日の試合でベストを出すにはそれしかないんだ。勝つためにはすべてのエネルギーが必要となる」

 アンチェロッティ監督は拮抗した試合になると見ているようだ。

「アトレティコは自信を持っていると思う。彼らは重要なタイトルを獲得した。非常に拮抗した試合になるだろう。レアル・マドリーが勝つことを願っている。ファイナルはいつだってファイナルだ。だが、特にこの試合は特別なものとなるだろう。我々は開幕からこれを目標としてきた。すべてのマドリッドのファンにとって特別なイベントとなるだろうね」

「我々は普段のように戦わなければいけない。自分たちのスタイル、特長、長所を使ってね。カウンターも同じだ。拮抗した試合になるだろう」

 アンチェロッティ監督は過度の緊張がないと話している。また、準決勝のバイエルン・ミュンヘン戦と同じように戦いたいと語った。

「緊張はしていない。集中しているよ。リラックスしている。こういう試合では、オーバーワークはいけないんだ。選手たちは非常にモチベーションを感じている。私には多くの夢があるが、その一つがバイエルン戦と同じようなプレーをすることだよ。それができれば、勝つチャンスがあるだろう」

「特に心配すること? 予測できないことだ。ファイナルではあらゆることが起こり得る。我々は予測できることについて働きかけつつ、予測できないことを心配しないようにしなければいけない」

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