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本田ら合流でチームの雰囲気に変化も 「ピリッと引き締まった」

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 鹿児島・指宿合宿中の日本代表は24日、2部練習を行い、前日23日に鹿児島入りしたMF本田圭佑(ミラン)、DF長友佑都(インテル)、GK川島永嗣(スタンダール・リエージュ)の3選手もこの日の練習から合流した。

 午後練習の途中でDF酒井高徳(シュツットガルト)が右膝を負傷するアクシデントはあったが、ようやくW杯メンバー23人がそろっての練習。原博実専務理事兼技術委員長によると、本田、長友の2人は「練習によってはちょっと抜けたりしていたけど、ほとんど同じメニューをやった」とのことで、「みんながそろったという感じはある。このメンバーでいい準備をしていこうという一体感はあった」と語った。

 雰囲気の変化は選手も感じ取ったようで、DF吉田麻也(サウサンプトン)は「3人とも個性的な選手たちなので、いい意味でチームがピリッと引き締まったかなと思う」と指摘。「本田さんが入ると引き締まるし、(川島)永嗣さんは練習からすごく声を出してくれるので、後ろが引き締まる。(長友)佑都くんは練習からガンガンいくし、それに流されてウッチー(内田)もガツガツいく。3人はチームにとって、いい刺激剤になる」と、その“効果”を実感している。

 全員がそろったことを受け、午後練習の前にはミーティングも行われ、あらためてチーム全体でコンセプトなどを確認。原専務理事によると、アルベルト・ザッケローニ監督からは「このチームでやっていくんだという話も少しあった」そうで、チームの結束を促す狙いもあったようだ。

(取材・文 西山紘平)

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