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壮行試合の勝利を誓う長谷部「勝って気持ちよく行きたい」

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 勝って日本を出発する。27日のキプロス戦(埼玉)に向けた公式練習後、キャプテンのMF長谷部誠(ニュルンベルク)は「日本を出る前の試合だし、明日もたくさんのサポーターが来ると思う。素晴らしい雰囲気の中で、勝って(W杯へ)行きたいという気持ちはある」と、必勝を誓った。

 21日からの鹿児島・指宿合宿で体を追い込み、選手の疲労はピークに達している。それでも「試合なので、一番は勝って勢いを付けて行きたいし、自分たちのサッカーも表現できればと思う」と、内容、結果ともに求めるつもりだ。

 4年前、2010年5月24日に埼玉スタジアムで行われた壮行試合は韓国に0-2で敗戦。4月7日のセルビア戦(0-3)と、W杯直前の強化試合となった5月30日のイングランド戦(1-2)、6月4日のコートジボワール戦(0-2)を含め、12年ぶりとなる国際Aマッチ4連敗を喫し、本大会を迎えた。

「前回は壮行試合の前からちょっといろいろあったけど、前回のことを考えれば、チームとして日本でいい試合をして、気持ちよく行きたいというのはある」

 長谷部がキャプテンマークを付けるようになったのも、イングランド戦から。チームは激動の変革を経て、本大会ではベスト16という結果につなげたものの、直前の強化試合から順調にチームづくりが進むに越したことはない。勝って事前キャンプ地のアメリカへ。前回大会以上の結果を残すためにも、事前の強化試合から結果にこだわるつもりだ。

(取材・文 西山紘平)

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