フランス代表は27日、サンドニでノルウェー代表と国際親善試合を行い、4-0で快勝した。

　前半15分にMFポール・ポグバ(ユベントス)のヘディングシュートで先制すると、追加点は後半6分、FWオリビエ・ジル(アーセナル)のボレーシュートがクロスバーをかすめながらもネットを揺らしリードを広げる。

　さらに後半22分にはDFマチュー・ドビュシ(ニューカッスル)が決めて3点目。同24分にはジルがこの日2点目を突き刺し、ダメを押した。

　背中に張りを訴えていたFWフランク・リベリ(バイエルン)は大事をとって欠場したが、MFレミ・カベラ(モンペリエ)が代表デビューを飾るなど、フランス代表にとっては収穫のある親善試合となった。しかし『レキップ』によると、ディディエ・デシャン監督は「まだ100%ではない」と主張。「改善点もある。そしてあくまでも私たちの照準は6月15日(W杯初戦ホンジュラス戦)であることを忘れてはいけない」と慢心がないことを強調した。

　フランス代表は今後も国内で調整を行う。6月1日にはニースでパラグアイと、同8日にはリールでジャマイカと親善試合を行う。本大会ではホンジュラス、スイス、エクアドルと同組のE組を戦う。

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