プレミアリーグのアーセナルは30日、アーセン・ベンゲル監督との契約を2016-17シーズン終了まで、3年間延長した。1996年に名古屋グランパスからアーセナルの監督に就任したベンゲル氏が新契約を全うすれば、20シーズンを同クラブで過ごすこととなる。

　ベンゲル監督は「このままアーセナルに残り、今後もチームとクラブの成長に寄与したい。我々は非常にエキサイティングな一時代に突入した。強力なメンバーが揃ったクラブは経済的にも安定し、世界中から多くの支持を集めている。誰もがこのクラブにさらなる成功をもたらしたいという決意に満ちているよ」と、コメント。

　さらに「クラブが常に私を信頼してくれていることを本当にありがたく思う。我々は最高の時期だけでなく、一致団結しなければならない難しい時期も過ごしてきた。その一体感が試される際、私が受け取ってきたのはいつでも正しい反応だった。そして私自身、このクラブに忠誠心を示してきたと思っているし、これからも新たな歴史をつくり続けていきたいと考えている。それができると確信しているよ」と、喜びの声明を発表している。

　ベンゲル体制の過去17シーズン、UEFAチャンピオンズリーグの出場件を獲得し続けたアーセナル。近年はタイトルから見放されていたが、2013-14シーズンはFA杯を制し、ベンゲル監督となってから通算8つ目の主要タイトル獲得を達成していた。

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