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コスタリカ戦先発もある?GK西川が出場に意欲

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 米フロリダ州クリアウォーター合宿は2日目を迎え、6月2日の親善試合コスタリカ戦まであと2日となった。

 27日のキプロス戦後、今後の強化試合でGKの入れ替えについて聞かれたアルベルト・ザッケローニ監督が「十分にある」と発言したことで、先発の可能性が高まっているGK西川周作(浦和)は「2試合のどちらかでチャンスをもらえれば楽しんでプレーしたい。常に良い準備を続けている」と気合を入れた。

 日ごろから、ベンチにいても常に自分が出た場合を想定して試合を見ている。

「見ているのは試合の流れとか、ここの背後が弱いなとか。自分のストロングポイントを生かせるイメージをしながら見ているので、試合をしなくても疲れるくらい」

 GKの場合、公式戦で試合途中からピッチに出る場合は確実にチームがピンチの状態だが、「ザックさんになってから何度か途中出場も経験したけど、すんなり試合に入れた」と、たとえ緊急事態でも揺らぐことはないという自信もある。

 コスタリカ戦のキックオフは夜9時。まだ完全には時差対応の済んでいない体にとっては難しい時間帯の試合となるが、試合当日の午前にジムでひと汗流すことでコンディションアップを図る予定だ。

 もちろん、宿舎では時差対策に余念がない。時差ボケ回復に効果があるということでチーム全体で摂取しているというレモンについては「2日目なのでよく分からない」と首をひねりつつも、「時差ボケは少しあるけど、いつもどおりだし、睡眠時間は結構取れている」と笑顔を浮かべた。

「GKは(川島)永嗣さんがいてゴンちゃん(権田修一)という2人の良いキーパーがいるので、自分も良いところを出していかないといけない。お互いが良いパフォーマンスを出さないといけないという気持ちを持っているので、練習中は良い緊張感があるし、それがレベルアップにつながる」と、3人で刺激し合いながらレベルアップしていく関係性を楽しんでもいる西川。持ち味のキックを武器に、出番を虎視眈々と狙っている。

(取材・文 矢内由美子)

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