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マドリー、今夏の補強最優先もボランチ

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『マルカ』が報じる

 レアル・マドリーが今夏の移籍市場での選手獲得に向けて動き始めたようだ。スペイン『マルカ』が報じている。

 フロレンティーノ・ペレス会長、ホセ・アンヘル・サンチェスED(エグゼクティブディレクター)、カルロ・アンチェロッティ監督は30日、エンリケ・オルテゴ記者が執筆した『ラ・デシマ』の出版会見に出席した後に昼食を取り、2時間ほど補強方針について話し合っている。

 『マルカ』によると、マドリーが最優先と考える補強選手は、昨季と同じくMFシャビ・アロンソの後継のようだ。本命に挙げられるのはユベントスMFアルトゥーロ・ビダルで、アトレティコ・マドリーがより獲得に近づくセビージャMFイバン・ラキティッチ、またユベントスMFポール・ポグバ、パリ・サンジェルマン(PSG)MFマルコ・ベッラッティも候補とされる。マドリーの同ポジションにおいてはMFカセミロがアンチェロッティ監督に戦力と見なされておらず、今夏で放出する可能性もある模様。またX・アロンソの後継と期待されていたMFアシエル・イジャラメンディは、今後の成長を見守る方針だ。

 マドリーがボランチのほかに補強選手を模索しているのは左サイドバックで、こちらはDFファビオ・コエントラン、DFマルセロのどちらかが退団する場合に獲得へと動く模様だ。同ポジションの獲得候補には、アトレティコも獲得を望んでいるグラナダDFギリェルメ・シケイラ(今季はベンフィカにレンタル)、セビージャDFアルベルト・モレノ、バレンシアDFフアン・ベルナト、サウサンプトンDFルーク・ショーが挙がっているという。それらに加え、FWアルバロ・モラタの放出、FWヘセ・ロドリゲスの長期離脱によって、ストライカー、ウィングの獲得も視野に入れているようだ。

 なお今夏の市場で、ペレス会長に超大物選手を獲得する考えはないようだが、『マルカ』はブラジル・ワールドカップ終了後にその可能性があることもほのめかしている。

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