コロンビアの23名には入れず

　コロンビア代表FWラダメル・ファルカオは、ブラジル・ワールドカップ(W杯)に臨む代表メンバー23名から落選したことへの残念な思いを口にしながらも、大会に向けてチームをサポートしたいという意志を示した。復帰を祈り続けた世界中のファンへの感謝も述べている。

　1月に左ひざのじん帯を断裂し、W杯に向けて復帰するためリハビリを行ってきたファルカオだが、最終的に回復は間に合わず。2日に発表された同国代表の23名のメンバーに残ることができなかった。

　FWルイス・ムリエル、DFアマラント・ペレアとともに落選が発表されたファルカオは、会見で次のように心情を述べた。コロンビアなどのメディアが伝えている。

「今は(落選した)3人にとって困難な瞬間だ。個人的には、負傷を越えて(W杯に)参加することを強く期待していた。しかし、仕方のないことだ。今後も続けていかなければならないし、チームを外側から支えていかなければならない。チームメート全員に最高の幸運を祈りたい」

「世界中から愛情が示されたことは、僕の抱いていた希望を絶やさないためにとても大きな意味があった。今は良いコンディションではあるけど、プレーするためには少し足りないと自覚している。100%の状態にある別のチームメートの機会を奪いたくはなかったし、自分の健康に反するような賢明さに欠けることもしたくはなかった」

　コロンビア代表はW杯でグループCに入っており、ギリシャ、コートジボワールとの対戦を経てグループ第3戦で日本代表と対戦する。

---

★大会日程やTV放送、最新情報をチェック!!
2014W杯ブラジル大会特設ページ