beacon

1860ミュンヘン:「大迫? 書面でのオファーは届いていない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

鹿島に移籍金が分配されないとの報道も

 1860ミュンヘンのゲルハルト・ポシュナーSD(スポーツディレクター)が、クラブの公式ウェブサイトで、日本代表FW大迫勇也の去就について、ほかのクラブから書面でのオファーは届いていないと話している。

 ケルン移籍で合意とも報じられている大迫。ドイツ『キッカー』は2日、大迫がケルンに移籍した場合、ケルンが大迫の古巣であるJリーグ1部(J1)の鹿島に150万ユーロを支払い、そのうち50万ユーロが1月から大迫が所属していた1860ミュンヘンに払い戻されると報じた。50万ユーロは、1860が大迫を獲得する際に鹿島に支払った移籍金に相当する金額だ。

 こういった記事などを受けてか、1860ミュンヘンは公式ウェブサイトで反応を見せた。クラブのニュースリリースでは、ここ数日間の大迫の移籍報道を「グリム兄弟の童話を思わせる」と表現。さらに、ポシュナーSDは次のようにコメントしている。

「これまで、我々には他クラブから書面でのオファーは届いていない。(大迫の)移籍が実現された場合、とあるメディアの報道とは違い、移籍の権利は我々1860ミュンヘンだけのものだ。元クラブが、売却で利益を得る事実はまったくない」

 一方、『AZ』は、大迫のケルン移籍が決まっているものの、完了はしていないと伝えている。また、移籍金は鹿島に分配されず、一部が大迫本人や、彼が所属する日本のマネジメント会社に流れると報じた。『AZ』は、1860ミュンヘンに残される金額は70万ユーロとしている。

▼関連リンク
欧州組完全ガイド
ブンデスリーガ2013-14特集

TOP