W杯落選への不満に対し…

　イタリア代表のチームドクター、エンリコ・カステッラッチ医師は3日、ワールドカップ(W杯)のメンバーに選出されなかったFWジュゼッペ・ロッシについて、万全のコンディションではなかったとの見解を示した。

　負傷による長期離脱から復帰したG・ロッシだが、チェーザレ・プランデッリ監督は23名の最終招集メンバーに同選手を含めなかった。

　コンディションの問題や、先日の国際親善試合で接触プレーを避けていたとの見方に対し、G・ロッシは『ツイッター』で「笑うしかないよ…」と反論している。また、代理人やG・ロッシの祖父も、プランデッリ監督が選択を間違えたとの見解を示した。

　だが、カステッラッチ医師は3日の会見で次のように話している。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。

「医学的には、彼はかなり良い状態だった。フィジカルは回復していた。それは誰も否定できない。だが、ベストコンディションでなかったのは全員に明らかだった。技術的・肉体的・精神的なチョイスであり、簡単ではないことだ。だが、すべてを入念にチェックし、検討した上でのことだ」

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