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コスタリカ戦で「前進」と「悔しさ」を感じた青山

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 2日のコスタリカ戦(3-1)に先発出場し、前半の45分間プレーしたMF青山敏弘(広島)は手応えと同時に悔しさも感じた。

「ある程度、自分もチームメイトに理解してもらって、実際の試合でそういう形やゴールに向かう姿勢も出ていた。それが数字や結果に結び付けられるように、精度を上げていかないといけないけど、形が出たのは前進している証拠だと思う」

 持ち味であるくさびのパスにも果敢にチャレンジし、前半27分にはFW本田圭佑から横パスを受け、ミドルシュートも狙った。縦の意識、ゴールに直結するプレーは出せたが、自分が出場していた前半を0-1で折り返した“結果”に満足するわけにはいかなかった。

「負けている状況で交代しているし、結果にこだわるという部分では悔しい気持ちもあった」。代表候補合宿を除けば、昨年7月の東アジア杯がA代表初選出。5月下旬の鹿児島・指宿合宿では、あらためてチーム戦術やコンセプトをあらためて体に叩き込んできた。

 次は実際のピッチ上でそれを体現し、自分自身の特長を出していく段階だ。「もっと考えずに早く判断しないといけないし、その精度も上げていかないといけない」。W杯本大会までに残された時間はあとわずか。1日1日の練習も無駄にするわけにはいかない。

(取材・文 西山紘平)

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