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クローゼの独最多得点更新弾などで最終調整大勝も…M・ロイスが病院直行

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[6.6 国際親善試合 ドイツ6-1アルメニア]

 ドイツ代表は6日、マインツでアルメニア代表と国際親善試合を行い、6-1で大勝した。

 スコアレスで前半を折り返すが、後半に入ると一気にゲームが動いた。7分、FWルーカス・ポドルスキ(アーセナル)のアシストからMFアンドレ・シュールレ(チェルシー)が決めてドイツが先制。同14分にPKを与え同点とされるが、この後、怒涛のゴールラッシュが始まる。

 まずは後半27分、MFメスト・エジル(アーセナル)のパスを受けたポドルスキがネットを揺らし勝ち越すと、同28分にはDFベネディクト・ヘーベデス(シャルケ)が自らのシュートのこぼれ球を押し込み加点。同31分にはFWミロスラフ・クローゼ(ラツィオ)が勝利を決定づけるダイビングヘッドを叩き込み、リードを広げた。

 またこのクローゼのゴールはドイツサッカー史に名を刻む偉大なゴールとなった。代表通算ゴールを69ゴールに伸ばしたクローゼは、ゲルト・ミュラー氏の記録を抜いて歴代単独1位に浮上。ドイツ史上No.1ストライカーの異名を手に、自身4度目のW杯に挑むことになった。さらにW杯通算得点数でも歴代1位の元ブラジル代表ロナウド氏の記録まであと1に迫るクローゼ。過去3大会ですべてゴールを挙げている相性のいい初戦での達成にも期待が集まる。

 後半37分と同44分にMFマリオ・ゲッツェ(バイエルン)が連続ゴールを挙げて大勝劇締めくくったドイツだが、本番前に一つ気がかりなニュースも。前半終了間際にMFマルコ・ロイス(ドルトムント)が左足首を負傷。チームスタッフに肩を担がれピッチを後にすると、そのまま病院へ直行した。各国の主力にアクシデントが続いているだけに、こちらの容態も気がかりだ。

 ドイツ代表は本大会ではポルトガル代表、ガーナ代表、アメリカ代表と同組のグループGを戦う。初戦は16日、ポルトガル代表と対戦する。

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