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[MOM1054]国士舘FW木村大輝(3年)_チームに勇気与える2発

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[6.7 全国高校総体東京都予選二次T1回戦 国士舘高 2-1 多摩大目黒高 駒沢2]

 主将が試合開始早々に負傷退場するアクシデント。また降りしきる雨の中、相手にボールを握られる展開だった。国士舘高にとっては我慢が要求される試合だったが、「(それぞれが)コツコツやっている」と上野晃慈監督が目を細めたように選手一人ひとりがやるべきことを遂行し、8強切符をもぎ取った。その中で10番を背負うエースFW木村大輝(3年)は2得点を決めて勝利の立て役者となった。

 まずは0-0の後半12分、MF斉藤幸二(3年)の右CKをニアサイドで合わせて先制ゴール。雨の中、びしょ濡れになりながらも声援を続けるチームメートの下へ駆け寄って喜びを分かち合うと、後半36分にもFW山田武蔵の右クロスを再びニアサイドで合わせて決勝点を挙げた。苦しい展開の中で決めた2ゴールはスタンドの応援団にも勇気を与えていた。

 チームを8強へ導く2発。加えて木村は前線でよくボールを収め、押し込まれかけていたチームを何度も敵陣へと押し戻していた。力強いキープと柔らかいキックでチャンスメーカーとしても光る役割。強豪校との練習試合などで学んできた個々の頑張りに、チーム随一のタレントがアクセントを加え、勝負も決めた。

 準々決勝の対戦相手はプリンスリーグ関東に所属する強豪、國學院久我山高。上野監督は「(ボールを)回されるだろうけれど、自分たちの取り組んでいることがどれだけできるか。我慢して1チャンスを突いていきたい」。国士舘はこの日のように全員が「コツコツ」と役割を果たすはず。その中でエースが再び期待に応えてゴールを奪う。

(取材・文 吉田太郎)

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