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J3第15節、首位の町田が武相決戦を制す、2位長野は11戦負けなしと絶好調

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 J3第15節が8日に全国各地で開催された。J3は1巡目の対戦が終了しており、2巡目の対戦に入っている。なお初年度のJ3は12クラブによる3回戦総当たりのリーグ戦を行い、覇権を争うことになる。

 首位のFC町田ゼルビアはホームにSC相模原を迎えて、武相決戦(相模原がホーム時は相武決戦)に臨んだ。序盤からお互いに決定機を作った試合で先制したのはホームの町田。前半33分、MFF戸高弘貴が高い位置でボールを奪うと、鮮やかな個人技でPA内に侵入して先制点を流し込んだ。同43分にFW高原直泰のアシストからFW服部康平に決められて同点とされた町田だったが、後半31分にセットプレーから勝ち越しゴールを記録する。MF鈴木崇文のCKをDF深津康太がヘッドで合わせ、豪快にネットを揺らした。そのまま逃げ切って武相決戦を2-1で制した町田は首位をキープしている。

 ここ10戦負けなしで町田を追走する2位AC長野パルセイロは、今季唯一の黒星を喫している藤枝MYFCのホームに乗り込んだ。開始早々に訪れたピンチをGK田中謙吾の好セーブでしのいだ長野は、徐々にリズムを作り始める。すると前半44分にFW勝又慶典、直後にはDF大島嵩弘ゴールを脅かしたが、ともにGK朴一圭に弾き出されて先制点を奪うには至らなかった。スコアレスのまま試合は進んだが、後半31分に長野が試合を動かす。左サイドを駆け上がったDF 松原優吉のグラウンダーのクロスから、最後はMF高野耕平が押し込んで先制に成功した。その後、追加点こそ生まれなかったが藤枝の反撃もしのいで1-0の完封勝利を収め、無敗記録を11試合に伸ばした。

 グルージャ盛岡をFW清原翔平の得点で下したツエーゲン金沢が3位をキープし、ゴールショーを披露して6-0でFC琉球を破ったJリーグU-22選抜が8位に順位を上げた。福島ユナイテッドFCブラウブリッツ秋田との東北ダービーを1-0で制し、ガイナーレ鳥取Y.S.C.C.横浜の一戦はスコアレスドローに終わっている。

以下、J3第15節試合結果

6月8日(日)
盛岡 0-1 金沢 [盛岡南]
秋田 0-1 福島 [秋田球]
鳥取 0-0 YS横浜 [とりスタ]
藤枝 0-1 長野 [草薙陸]
町田 2-1 相模原 [町田]
琉球 0-6 J-22 [沖縄市陸]


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