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カフー氏:「ブラジルに優勝の義務はない」

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夢は決勝でアルゼンチンを下しての世界制覇だが…

 元ブラジル代表のカフー氏は、ワールドカップ(W杯)でホスト国ブラジルが優勝することを願いつつ、その義務はないと話している。

 1994年、2002年と2度世界王者に輝いたカフー氏。イタリア『ANSA通信』のインタビューで、同氏は次のように話している。

「もちろん、ブラジルでのW杯には出たかった。だが、2度の優勝と交換するつもりはない。我々は勝利した。今のセレソンは、まだその価値を示さなければならない。ブラジルは優勝候補だが、優勝する義務があるわけじゃないんだ。勝利を争うチームはたくさんいる。運に恵まれることも重要だ。10%は影響すると言えるだろう」

「だが私は、(ルイス・フェリペ・)スコラーリ監督がベンチで指揮するセレソンがうまくやれると確信しているよ。彼とは2002年に優勝した。グループを団結させることにどれだけ優れているか、私は知っているんだ。選手たちにとって父親のようなものなんだよ」

 カフー氏はブラジル以外にも優勝する力を持った国は少なくないと語る。

「ドイツ、スペイン、イタリアもいるね。私はイタリアがとても強いと見ているんだ。オランダや南米勢もいる。私の希望は、決勝でアルゼンチンに勝つことだね。そうなったら最高だろう。すべてのブラジル人の夢なんだ」

「(ブラジルが優勝できなくても)悲劇ではない。結局のところ、サッカーの大会なんだ。そのために世界が止まるわけじゃないさ!」

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