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モウリーニョ、2007年にイングランド代表監督を断っていた

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クラブでの日々の仕事を望む

 チェルシージョゼ・モウリーニョ監督は、2007年にイングランド代表監督に就任する可能性があったが、夫人からの助言もあって就任を拒否したことを明かしている。

 EURO2008予選突破を逃したスティーブ・マクラーレン監督の後任として、当時チェルシーに解任されたところだったモウリーニョ監督が就任に迫っていたとのことだ。結局はファビオ・カペッロ氏が新監督となり、2010年ワールドカップに向けてイングランドを率いることになった。

 イギリス『ガーディアン』に、モウリーニョ監督は次のように話している。

「チェルシーを去った際の契約により、当時私はイングランドのクラブに就任することはできなかった。その後の2年間イングランドのクラブを率いるのは不可能だったが、代表チームなら可能だった」

「(フランク・)ランパードも(ジョン・)テリーもジョー・コールも、みんな(イングランド代表に)来るように言ってくれていた。マンチェスター・ユナイテッドやリバプールの選手たちも就任を望んでいてくれていたと彼らから聞いたよ」

 しかしモウリーニョ監督は毎日選手たちと接するクラブでの仕事を望んでおり、その本心を夫人にも指摘されたとのことだ。

「妻が引き受けないように言ってきたんだが、彼女は正しかった。7年前の話だが、私はその次の大きな大会まで2年間も待つことはできなかったんだ。カザフスタンやサンマリノと戦って2年間を過ごすのは無理なことだったよ」

「『サッカーがない、試合がない。それはあなたに向いていない』と妻に言われたが、その通りだった。7年前の私に向いている仕事ではなかったし、7年後にもそうはならないと思う。15年後には分からないが、7年後ではない」

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