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インザーギの監督就任に満足のガットゥーゾ

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「セードルフのことは残念だが…」

 OFIクレタの指揮官に就任したジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が、古巣ミランの指揮官交代について言及した。クラレンス・セードルフ前監督の解任が「残念」だとしつつ、フィリッポ・インザーギ監督の就任に「満足」と話している。

 ミランは9日にセードルフ氏の解任とインザーギ監督の就任を発表した。それぞれとかつてチームメートだったガットゥーゾ監督は、次のように語った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。

「セードルフは良い仕事をしたよ。だが私は、クラブ内部やロッカールームの問題のことは知らないんだ。私はミランでの13年間で、物事がうまく行われることに慣れていた。広報やほかの優れた人たちがいて、あれこれと話が出回ることはなかったんだよ」

「インザーギの就任に満足なのは否定できない。彼は常にユニフォームへの絆を示してきた。サッカーに毒されているんだ。インザーギはミランの歴史とルールを尊重させるだろう。肉体や技術的な特長だけでは足りず、振る舞いも重要だということを分からせるはずだよ。カカーから再出発しなければいけない。彼がピッポ(インザーギ監督)にとって重要なリソースとなる」

 ガットゥーゾ監督は昨季序盤戦、セリエBを戦っていたパレルモで解任の憂き目に遭った。新たにギリシャを挑戦の場に選んだ同監督は、指導者としての今後についてこう述べている。

「誰も最初から学んでいるわけじゃない。私はもっと向上するために仕事をしなければいけないし、金銭的なことは考えなかった。夢? 最高の指揮官になることだ。いつかミランに戻りたいと思わないなんて言ったら、偽善的だろうけどね」


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