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2ゴールで暫定得点ランクトップに並んだ磐田FW前田「DFをラクにしてあげたかった」

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[6.14 J2第18節 岐阜0-4磐田 長良川]

 ジュビロ磐田は14日、J2第18節でFC岐阜と対戦し、4-0で快勝した。前半15分にFW前田遼一が先制点を挙げると、その10分後にも追加点をマーク。後半にも2得点を重ねた磐田は、約1か月半ぶりの複数ゴールを挙げて快勝した。

 勝利に決定的な役割を果たした前田。前半15分の先制点は、GK川口能活を引き付けたFW山崎亮平からのパスをゴール前でフリーの状態で受けた。ゴールライン上にはDFが戻ってきたが、確実にゴールネットを揺らした。「ザキ(山崎)が、本当に最高のボールをくれたので、ザキのおかげです。『これを外したらマズイな』と思って、ちょっと緊張しました」と、シュートシーンを振り返る。

 前半25分の2点目は、最終ラインの裏を抜け出したMF松井大輔からのパスに見事な反応を見せて左足で流し込んだ。阿吽の呼吸でのゴールについて「あのタイミングで出してくれると思ったので、よかったです」と振り返り、「いい所に行ったかなと思って。うまく(川口)能活さんの間を通って行ったので、よかったです」と喜んだ。

 チームは第10節の千葉戦(2-0)以来、複数ゴールがなかった。この日、4得点を挙げたことについて、「いつもDFの人が頑張ってくれていたので、早くラクにしてあげたかったので良かったです」と謙虚に語る。自身にとっても3節の熊本戦(3-1)以来となる複数ゴールを挙げた前田は、今季の合計得点を11として、暫定ながら松本FW船山貴之、京都FW大黒将志と並び、得点ランクの首位に躍り出た。

 次節・磐田は首位の湘南と対戦する。「次が一番大事なんで、みんなと戦っていきたい」と語る前田は、「次も良い試合ができるように頑張るので、応援をよろしくお願いいたします」と、ファン・サポーターに呼びかけた。

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