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コロンビアの新9番、初の大舞台で結果を残したグティエレス

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[6.14 ブラジルW杯C組 コロンビア3-0ギリシャ ベロオリゾンテ]

 本来は大エースが着けるはずだった背番号9を背負い、本大会を迎えた。しかし、その重圧を物ともせずにコロンビア代表FWテオフィロ・グティエレスはギリシャ代表とのW杯初戦でいきなり結果を残した。

 コロンビアに衝撃が走ったのは今年1月だった。モナコに所属する代表の大エースFWラダメル・ファルカオが左ヒザ前十字靭帯を損傷し、全治6カ月から9カ月と診断されたのだ。その後、驚異的な回復を見せたファルカオはW杯候補メンバーに名を連ねたものの、本大会登録23人のメンバーに残ることはなかった。そして、大エースが着けていた背番号9はグティエレスが背負うことになった。

 前半6分にいきなり先制したチームに追加点がもたらされたのは、後半13分だった。MFハメス・ロドリゲスの左からのCKをニアに走り込んだMFアベル・アギラールがゴール中央に流すと、そこで待ち構えていたのがグティエレスだった。落ち着いて流し込んで、初の大舞台で初ゴールを奪う勝負強さを見せつけた。

 南米予選では9得点を挙げたファルカオに次ぐ、6得点を挙げたように高い得点力を誇る。組み立てにも参加して、チームメイトを生かすこともできるグティエレスは背番号9を自分色に染めながら、次戦以降もチームの勝利のために戦い続ける。


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