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W杯初ゴールを振り返るMFオスカル「トーキックはロマーリオ・スタイル。フットサルで学んだものだ」

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 史上最多6度目のW杯制覇を目指すブラジル代表は、開幕戦でクロアチア代表に3-1の逆転勝利を収め、好スタートを切った。

 この試合で、MFオスカルは3点目を決めた。所属するチェルシーで、シーズン終盤にパフォーマンスを落とし、W杯直前の親善試合でも活躍できていなかった。そのため、『開幕戦のスタメンからはオスカルを外すべきだ』という声が、ブラジルでも多く聞かれた中で、結果を残した。『FIFA.com』は、オスカルのコメントを紹介している。

「僕は、誰に対しても何かを証明する必要はなかった。もし、そんなことがあるとしたら、それはフェリポン(スコラーリ監督)に対してだけだよ。でも、彼はいつも僕を心の底から信頼してくれている」

 5日に娘が誕生したばかりのオスカルは、試合後にW杯での初ゴールを「娘に捧げる」と語っていた。PA外からのトゥーキックで決めたゴールについて、背番号11を付ける22歳は、かつてブラジル代表で同じ背番号を付けていたレジェンドのプレーと酷似していることを認めた。

「そうだね。あれは『ロマーリオ・スタイル』のトゥーポーク(つま先で突いたゴール)だったね。ああいうときに何をするか分かっているんだ。ブラジル代表のほとんどの選手は、子供の頃にフットサルをプレーしていた。つま先でどうやってボールを扱うべきか、フットサルで学べるんだよ。ちょっと足もつっていたからね。あのシュートしか、選択肢もなかったんだよ」

 ボールをしっかりミートできれば、つま先で蹴ったボールは強く飛ぶ。フットサルで得た経験が、試合終盤に王国の勝利を決定づける一撃となった。

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