[6.16 ブラジルW杯G組 ドイツ 4-0 ポルトガル サルバドール]

　クリロナ封じに成功。ドイツ代表がポルトガル代表のエースFWクリスティアーノ・ロナウドにシュート7本を打たれたものの、今大会注目選手を無得点に封じ、4-0で快勝を収めた。

　立ち上がりこそポルトガルにシュートチャンスをつくられ、FWウーゴ・アルメイダやC・ロナウドにシュートまで持ち込まれた。だがその後は相手に流れを与えずに無失点。fifa.comによると、ドイツのヨアヒム・レーブ監督も「チームはコンパクトに動き、ラインを保ち、そしてポルトガルにほとんどチャンスを与えなかった。私達のゴールはロナウドがボールを持った瞬間に奪ったことから生まれた。ボアテングも良い仕事をしたね」とC・ロナウド、ポルトガルに決定的なシーンをつくらせなかったことを讃えていた。

　フル出場したDFジェローム・ボアテングは「これはチームの努力によるものだ。ロナウドには2人ついて、うまく彼を封じていた。彼のチャンスと言えばセットプレーぐらいだ」と胸を張る。FWトーマス・ミュラーが今大会初のハットトリックを記録するなど攻撃陣が華々しい活躍を見せたドイツだったが、相手エースとポルトガルを完封した守備陣も讃えられるゲームだった。

[写真]ドイツの堅い守りの前にクリスティアーノ・ロナウドは沈黙した

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