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ポルトガル指揮官はペペを擁護「悪評が影響して退場になったのかも」

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[6.17 ブラジルW杯G組 ドイツ 4-0 ポルトガル サルバドール]

 ポルトガル代表のパウロ・ベント監督が判定への不満を口にした。ポルトガルはドイツ代表との初戦で前半12分にPKを与えて先制され、37分にはDFペペが一発退場。10人での試合を強いられたチームは0-4で敗れた。

 スカイスポーツによると、パウロ・ベント監督は「決定的な箇所で2つ、ドイツ側に有利なバイアスのかかったところ(先入観にとらわれていたような判定)があった。あのペナルティーキックは疑わしいものだったし、ぺぺはもともとあった悪評が影響して退場になったのかもしれない」と指摘。PKのシーンはDFジョアン・ペレイラが、相手MFマリオ・ゲッツェと激しく競り合った末に引き倒してDF側のファウルを取られてしまった。

 またペペの退場シーンでは直前の競り合いで大げさに転倒したFWトーマス・ミュラーに対してペペが苛立って頭突き。この行為によって一発退場となったが、指揮官は過去に相手選手に蹴りを入れて10試合の出場停止処分を科されたり、相手の手を踏みつけたりした“前科”があったことが悪影響を及ぼし、退場につながったと分析した。
 
 判定に不服を唱え、味方選手を擁護したパウロ・ベント監督だが、試合内容については言い訳をしなかった。「これは別に審判だけが悪いと言っているのではない。我々には至らないところもあった。ディフェンス面だけではなく、攻撃のシャープさも欠けていた」と攻守両面において反省。守備の柱を欠く次戦でどう立て直すのか注目される。

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