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2試合連続得点&MOM、全得点に絡むロドリゲス「チームメイトに恵まれている」

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[6.14 ブラジルW杯C組 コロンビア2-1コートジボワール ブラジリア]

 コロンビアの背番号10の輝きは増すばかりだ。14日に行われた初戦のギリシャ戦でW杯初ゴールを奪ったMFハメス・ロドリゲスは全得点に絡む活躍でチームを勝利に導き、FIFAが発表するMOMに選出された。世界中の注目が増す中、迎えたコートジボワール戦でも別格の存在感を示した。

『FIFA.com』によると、「初戦よりも、今日の試合は厳しいものだったね。ギリシャの選手よりも、コートジボワールの選手の方が良かったし、フィジカル的にも強かった」と試合を振り返ったが、そのコートジボワールの選手をあざ笑うかのようなプレーでスタンドを沸かせた。スタートのポジションはトップ下ながらもサイドに開いてボールを受けるなど幅広く動き、ボールを受けると急所を突いたスルーパスや正確なクロスで好機を生み出した。

 チャンスメーカーとしての資質はもちろんのこと、フィニッシャーとしての能力も発揮。後半19分、MFフアン・グアドラードのCKを豪快にヘディングで合わせて先制ゴールを叩き込む。自身の2試合連続得点で試合の主導権を一気に引き寄せると、同25分には高い位置でボールを奪ってチーム2点目の起点となった。ロドリゲスの活躍で2点のリードを奪ったチームはコートジボワールの反撃を1点に抑え、2連勝を飾って決勝トーナメント進出へ大きく前進した。

 2試合連続得点を記録するだけでなく、FIFAが発表するMOMにも2試合連続で選出されたように、自らの実力で『コロンビアの顔』であることを証明している。さらに、攻撃の軸として今大会チームが奪った5得点すべてに絡んでいるが、「良いチームメイトに恵まれれば、良いプレーをするのは難しくないよ」と謙虚な姿勢を崩さず、仲間への感謝を語った。「ゴールをできたのはうれしいけど、僕が得点に絡んでチームの勝利に貢献できたことが何よりもうれしいよ」と今大会で大ブレイクを果たしそうな22歳は歓喜を爆発させた。


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