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井上パパの今季初ゴールで北九州が千葉に勝利!

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[6.21 J2第19節 北九州1-0千葉 本城]

 J2は21日、第19節を各地で行い、ギラヴァンツ北九州ジェフユナイテッド千葉が対戦した。粘り強い守備で千葉を抑えた北九州は、後半30分には12日に第一子が誕生したばかりのMF井上翔太が先制点を挙げる。このゴールが決勝点となり、北九州が2連勝を飾った。次節、首位・湘南とアウェーで対戦する北九州の柱谷幸一監督は「今日、良いゲームができたので、次も良いゲームをやって、何とか良い結果を持って北九州に帰って来たいと思います」と、3連勝へ意気込みを語った。

 4位の北九州は、前節の松本戦(1-0)と同じスターティングメンバーで試合に臨んだ。対する千葉も3-0で快勝した前節の京都戦と同じ先発イレブンでキックオフを迎えている。

 前半は千葉が試合の主導権を握り、北九州を押し込む。前半8分に右サイドからFW大塚翔平が折り返したボールをFWケンペスがダイレクトで合わせたが、シュートはクロスバーを大きく越えた。対する北九州は、なかなかゴール前まで運べずに前半は28分にFW池元友樹が放ったシュート1本に抑えられた。このまま前半はスコアレスで折り返す。

 後半も最初に決定機を迎えたのは、千葉だった。6分にFKからDF山口智がゴールを狙ったが、左ポストに嫌われる。得点を許さなかった北九州は、少しずつ攻撃の流れをつかんでいく。9分、FW原一樹のシュートは左に外れたが、その3分後にもDF冨士祐樹が左サイドの深い位置から上げたクロスに、FW池元友樹が合わせたが、クロスバーを越えて行った。

 一進一退の攻防の中で、待望の先制点を挙げたのは、ホームの北九州だった。後半30分、ピッチに入ったばかりのFW大島秀夫が左サイドからクロスを入れる。ゴール前でFW渡大生がヘッドで合わせたが、ボールは右ポストを叩く。そのこぼれ球を拾った井上が、左足でシュートを決めて1-0と先制した。

 その後も北九州は渡に決定機があったが、追加点は挙げられず。それでも、試合終盤も千葉にボールを握らせなかった北九州が、子供が生まれたばかりの井上のゴールを守り切り、1-0で勝利。前節の松本戦に続き、2連勝を飾っている。

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