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大会敗退のジェコが判定に不満 「主審も家に帰るべき」

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ゴール取り消しや失点場面に納得がいかないボスニア

 ボスニア・ヘルツェゴビナ代表は21日、W杯グループF第2節でナイジェリア代表と対戦し、0-1と敗れた。FWエディン・ジェコは審判を批判している。

 ボスニアは前半21分、スルーパスからジェコがネットを揺らしたが、オフサイドの判定で認められず。だが、映像では明らかなオンサイド。ジャッジに泣くこととなった。

 すると同29分、ナイジェリアに先制点を奪われる。自陣左サイドで、DFエミル・スパヒッチがナイジェリアFWエマヌエル・エメニケとボールを争う中で転倒。抜け出したエメニケの折り返しから、FWピーター・オデムウィンギーに決められてしまう。

 ボスニア陣営はエメニケのスパヒッチに対するファウルだと主張するが、抗議は受け入れられず。ビハインドを背負ったボスニアは攻撃に出るが、最後まで得点を奪えない。アディショナルタイムにはジェコのシュートがゴールマウスに嫌われるなど、不運にも泣いた。

 連敗のボスニアはこれでグループリーグ敗退が決定。試合後、ジェコは次のように述べ、ニュージーランドのピーター・オリアリー主審を批判している。

「僕らは家に帰る。だから悲しいよ。でも、この主審も家に帰るべきだ。彼は結果を変えた。彼が試合を変えた。だから僕らは負けた。先制されてから反撃しようとしたね。でも、キャプテン(スパヒッチ)にファウルが遭ったのは明らかだった。僕のゴールもオフサイドじゃなかったよ。僕らは最後まで戦った。でも、今日は運がなかったんだ」

「今日は僕らが試合に勝つべきだった。ナイジェリアも良いプレーをしたし、チャンスを作ったけどね。だけど、主審は恥ずべきだった」

 暑さに苦しんだボスニアだが、ジェコは「走るのが大変だったけど、それがサッカー。みんな同じだ」とコメント。最終節のイラン戦に向けては、「家に帰ることになったけど、全力を尽くす」と述べた。


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